豊丘村とよおか時間 x ながの人事室
HELLO!

小さな村の畑から、
日本の農業の
未来をつくる。

長野県南部、南アルプスと伊那谷の山々に抱かれた豊丘村。朝、目覚めれば窓の外に広がる田園風景。四季折々に実る果物や野菜たち。人口6,500人ほどのこの小さな村では、農業が人々の暮らしを支え、命をつないできました。
豊丘村は、「フルーツ王国」と呼ばれるほど、桃や梨、りんごなどの果樹栽培が盛んです。山間地特有の地形ゆえに一軒あたりの農地が小さく、斜面も多いこの村では、小さな農地でも耕作できて1つの木から大量に収穫できる果樹栽培が盛んになっていった歴史があります。あちこちで四季折々の花が咲き、果実が実り、村の景色を鮮やかに彩る。そんな豊かな恵みに満ちた村です。

果樹農家の多くは、その傍らで自家用の野菜も育てています。少量でも多品種を育てられるこの村の野菜は、実はバリエーション豊かで味も抜群。けれど、小ロットゆえに市場での取引が難しく、直売所で販売するにも袋詰めや値付けの手間がかかります。また、直売所では見た目のいいA品から売れていき、せっかく味は良くてもキズがあったり不揃いなB品、C品は売れ残ってしまう。丹精込めて育てた野菜が、出口がないまま終わってしまうことも少なくありません。そんな「もったいない」を解決し、地域の産業を未来につないでいくために、豊丘村は独自の仕組みをつくり上げています。

「作る人」と「食べる人」をつなぐ、
3つの仕組み。

菜園ビュッフェレストラン

VEGE-FULL KITCHEN

「道の駅 南信州とよおかマルシェ」に併設する菜園ビュッフェレストランは、村内100軒以上の農家と提携し、毎日30種類以上の新鮮な野菜や果物を仕入れています。ビュッフェ形式だからこそ、形や大きさ、数量に関係なく農作物を買い取ることが可能に。専任のフードコーディネーターが、届いた野菜をもとに毎日50品目以上のメニューを考案し、素材の味を生かした料理をお客さんに届けます。お客さんの「おいしかった!」という声がレストランスタッフを通じて農家さんに届き、「来年はこんな野菜を作ってみようかな」という新しい挑戦の種になっていきます。

地産地消コーディネーター

この循環の要となるのが、地産地消コーディネーターです。村内の農家を一軒一軒訪ね、それぞれの得意な野菜や畑の環境、性格や傾向を把握しながら仕入れ先を開拓。「次はどんな野菜を作ったらいいかな?」という農家さんの問いかけに応え、新しい挑戦を後押しします。「このお野菜、お客さんに大好評でしたよ!」。そんな言葉が、農家さんの笑顔とやる気を引き出していきます。
3つの仕組みを企画・運営しているのは、一般社団法人豊丘村観光協会「とよおか旅時間」。村の主幹産業である農業と観光を掛け合わせ、「おいしい!」の感動を通じて地域を盛り上げようとしています。すでに内閣府や長野県などの官公庁や農業団体、また他地域からの視察も多く訪れており、全国の農村が抱える課題を解決するモデルケースとして注目を集めています。

サイクリングガイドツアー

畑を抜ける風を感じながら、参加者と一緒に自転車を走らせる。自転車で村を巡るサイクリングガイドツアーでは、参加者の体力やレベルに合わせてオーダーメイドのコースを組み、地元農家の畑を訪ねて収穫を体験します。「一口食べてごらん、そのままでも甘くておいしいでしょう」。農家さんが誇らしげに語る野菜の物語を聞いてから、採れたての野菜を地元のカフェで調理してもらい、その場で味わう。ガイドは道中の景色や風、花の香りまで五感で楽しめるよう細やかに配慮し、農家さんとの会話も大切にしています。

まずは、豊丘村を
好きになる
ことから。

豊丘村が求めているのは、なにより心から「豊丘村が好き!」と思える人です。今はまだ村のことを知らなくても大丈夫。必要なのは、知らない野菜を見たときに「どうやって作るんだろう?」と好奇心を持ち、農家に直接聞きに行ける素直さ。お客さんの「おいしい!」を農家さんに届けることに喜びを感じられる姿勢。そして、まだ知られていない景色や魅力を探すことにワクワクできる探究心。

地域おこし協力隊として豊丘村に移住してきた人たちは、最初は知り合いもいない状態からスタートしました。けれど、目の前の仕事を一生懸命こなし、農家さんの畑を訪ね、地域の人と話をする中で、自然と信頼が生まれ、居場所ができていきます。
休みの日には仕事で知り合った農家さんに山菜採りに誘ってもらったり、畑仕事を手伝ったり。一緒に登山や釣りなどのアクティビティーに行くことも。人とのつながりのなかで、自然と世界が広がっていきます。人との距離が近い分、仕事と暮らしの境界線は曖昧ですが、その密な関係性を喜べる人にとって、この村での日々はかけがえのないものになっていくはずです。

レストランマネージャー、レストランフードコーディネーター、観光コーディネーター、地産地消コーディネーター。それぞれの役割は違っても、目指すのは同じ未来。農家さんが生き生きとやる気を出して農業を続けられる村。小さな畑にも、誇りと価値がある村。ここで育った野菜が、ちゃんと誰かの笑顔につながる。小さな村から、そんな未来をつくってみませんか。豊丘村は、あなたの一歩を待っています。

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Recruitment
story
introduction

求人ストーリー紹介

観光地ではない村で、
「農業×観光」で忘れられない体験をつくる

【募集職種】観光コーディネーター・農業体験企画

農業×食の可能性を引き出す菜園レストラン。
おいしい素材と想いを束ねて、地域の産業を未来へ

【募集職種】レストランマネージャー・スタッフ

小さな畑に誇りと価値を。
食べる人と作る人をつなぎ、
地域の農業を循環させる地産地消コーディネーター

【募集職種】地産地消コーディネーター

協力隊を支える人たち

統括マネージャー

長谷川 雅

協力隊期間を地域人材になる準備期間として捉えてください!我々がそのためにサポートして卒隊後には豊丘村にとって欠かせない人材にしてみせます!まずは気軽にお話ししましょう。

副店長・業務マネージャー

有山さん

自分の世界を広げるチャンスです!ワクワクする仕事をしませんか?

事務局次長・サイクリングガイド・
業務マネージャー

矢野さん

わからないこと、困ったことがあったら気軽に相談してください!

募集要項

雇用形態 ・地域おこし協力隊 (会計年度任用職員)
・とよおか旅時間プロパー職員(パート or 契約社員)
給与 ■地域おこし協力隊の場合
月額212,200円(各種手当・賞与等含めて年額320~350万円)

■協会プロパー職員の場合
パート:時給1,270円
契約社員:月額220,000円~250,000円

※住居手当・交通費支給
※8時間を超える時間外労働分についての割増賃金は追加で支給
勤務地 〒399-3202
⻑野県下伊那郡豊丘村神稲(くましろ)12410
道の駅南信州とよおかマルシェ内
勤務時間 8:15~17:00(休憩は交代制で45分間)
休日休暇 週休2日制(シフト制)、年間120日
年末年始、有給休暇、慶弔休暇

※希望休はお聞きします。
昇給・賞与・福利厚生 ・昇給年1回(実績に応じて)
・賞与(実績に応じて)
・通勤手当(上限3000円まで社内規定による)
・役職手当
・扶養手当
・健康保険
・雇用保険
・労災保険

※まかないあり
※地域おこし協力隊の場合家賃補助を支給

選考プロセス

1第1次選考(書類審査)

  • 書類選考の上、結果を文書で通知します。

2第2次選考(面接試験)

  • 第1次選考合格者を対象に、第2次選考を豊丘村役場にて実施します。
    ※第2次選考に要する交通費等は申込者の負担になります。
    ※豊丘村にどうしても来ることができない場合はリモートも考慮いたしますので、ご相談ください。

3最終選考の結果通知

  • 最終選考の結果通知 選考結果については、受験者本人宛に文書で通知します。

Q&A

Q1 地域おこし協力隊の任期はどれくらいですか?

任期は原則として1年間ですが、活動の進捗や実績に応じて最長3年間まで延長可能です。豊丘村では、長期的に地域に根差した活動を目指しているため、任期後の定住も積極的に支援しています。

Q2 任期後も豊丘村で活動し続けることは可能ですか?

はい、可能です!豊丘村では任期終了後の定住や就職・起業を積極的にサポートしています。とよおか旅時間としても、ぜひ任期後も継続して活躍し続けていただきたいと考えています。

Q3 地域おこし協力隊の経験がなくても応募できますか?

はい、未経験者も大歓迎です!活動内容に関する知識やスキルは、配属後の研修や現場での経験を通じて学んでいただけます。また、活動内容はポジションのミッションと共に一人ひとりの強みややりたいことも相談しながら決めていきます。「一方的に任される」ではなく、共につくっていくスタイルです。

Q4 住まいはどうなりますか?

村内の空き家や公営住宅などを活用し、住居は原則として村が用意または紹介します。家賃補助が出る場合もあります。また、住居の初期準備や引っ越しに関するサポートも行っていますので、安心してご相談ください。

Q5 普通自動車免許は必要ですか?

豊丘村は公共交通機関が限られているため、業務や日常生活において車が必要となる場面が多いです。そのため、普通自動車免許を持っていることが望ましいですが、状況によっては柔軟に対応しますのでお気軽にお問い合わせください。

Q6 地域の人たちとうまく関係を築けるか不安です。

豊丘村は「顔の見える関係づくり」を大切にしています。最初の数か月は様々な地域行事や農家への訪問を通じて顔を覚えていただきたいと考えています。地域の受け入れ側としても先輩協力隊やとよおか旅時間スタッフがいますので、徐々に関係性を築いていっていただければと思います。

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CONTACT

〒399-3202
⾧野県下伊那郡豊丘村大字神稲 12407 番地
豊丘村役場 産業振興課 観光振興係 (担当:長谷川)

TEL:0265-35-9055
FAX:0265-49-3396