長野県の中央にある松本市から、北部の大町市にかけて広がる安曇野に位置する松川村。雄大なアプルス山脈の麓には田園風景が広がり、「安曇野の原風景を残す最後の村」といわれるほど、豊かな自然に恵まれています。一方、村の中は平地で、村の端から端までは車で約15分。近隣市町村へのアクセスも良好で、のどかな風景と暮らしやすさが調和しています。

人口1万人規模のコンパクトな村でありながら、かつては500人以上の方が自発的に地域づくりのボランティア活動に関わっていたという松川村。安心して暮らせる村をつくるため、地域のパトロールや、高齢者の孤立を防ぐための交流会、子どもに無償で食事を提供する「こどもカフェ」など、さまざまな取り組みが自発的に行われています。しかし、人が集まることが厳しい状況となったコロナ禍を経て、地域の活動は徐々に衰退してきてしまっています。

『こどもカフェ』では、第1・第3土曜日に地域の子どもたちに無償でご飯を提供している

今回の募集は、地域おこし協力隊。社会福祉協議会の一員として、地域福祉のセーフティーネットをめぐらせるコミュニティサポーターとなる人材を探しています。

訪れたのは、松川村の社会福祉協議会。事務局長の熊澤哲夫(くまざわてつお)さん、地域福祉コーディネーターの楜澤正明(くるみざわまさあき)さん、長年地域のボランティア活動に参加してきた三原良子(みはらよしこ)さん、西山忠生(にしやまただお)さん、そして現役の地域おこし協力隊員として、松川村の移住・定住促進に取り組む西村耕平(にしむらこうへい)さんにお話を伺いました。

社会福祉協議会の事務所の前で出迎えてくださった松川村の皆さん

行政だけではカバーできない地域の福祉的な課題を柔軟に解決する

田園風景の後ろにはアルプス連峰がそびえる

稲作を中心とした農業を基幹産業として発展してきた松川村。村の中央には国道147号線、東側の高瀬川沿いには「北アルプスパノラマロード」、西側の山沿いには通称「山麓線(県道306号線)」が南北に通っています。公共交通機関としてもJR大糸線の駅が3駅あるなど松本市方面からの交通アクセスも良く、通勤や通学、買い物にも困りません。

そんな松川村で、地域の福祉課題の解決に取り組んでいるのが松川村社会福祉協議会です。社会福祉協議会とは社会福祉法に規定された民間団体で各市町村に一箇所ずつ設置されており、地域における住民組織と社会福祉事業関係者によって構成されています。

左から、楜澤さん、熊澤さん、吉村さん。熊澤さんは、2023年の4月に社会福祉協議会の事務局長に就任した

熊澤さん「私たちは、地域福祉の課題解決を推進するための組織です。地域の福祉課題を行政だけで解決するにはどうしても限界がありますから、私たちの役割は柔軟に動ける実行部隊ですね。社会福祉と聞くと、介護や障がいのある方のケアをするイメージがあるかもしれませんが、子育て支援や結婚相談、災害時のボランティアの取りまとめや、地域のお祭りの運営サポートや伝統芸能の活動など、年齢層問わず、地域の一人ひとりが生きがいを持って暮らせる地域づくりを行っているんです。」

2022年度まで職員として働いていた楜澤さんは、定年退職後も再雇用の形で総務係長兼地域福祉コーディネーターとしての活動を継続しています。地域福祉コーディネーターの仕事は、地域のボランティア活動を把握し、参加者の募集を手伝ったり、困りごとを聞いたりするなど活動のサポートをすること。そして、地域で困っている人と各個人・団体とをつなげることです。地域福祉のためのボランティア活動には、どのようなものがあるのでしょうか。

楜澤さん「たとえば、青色回転灯をつけた車で地域を走ってパトロールをする通称”青パト”は、子どもの見守りをする活動です。PTAでもよく行われる活動ですが、松川村の場合は、県外から移住してきた子育ての経験をされた皆さんが『子どものためのパトロール活動をしたい』と、自発的な動機から始まった取り組みなんです。登下校の時間帯だけでなく、昼間から日中にかけてもパトロールをして、地域の子どもを見守ってくれています。」

松川村のボランティア活動の多くは、住民の呼びかけにより自発的に始まったものが多いという

他にも、松川村では月曜日から土曜日までの週6日、食事の提供がないと生活が困難な人たちのためにお昼と夕方に配食を行うサービスがあるほか、もう一つ、毎週水曜日に地域のボランティアの人たちが社会福祉協議会に集まってお弁当をつくり、民生委員を通じて地域に配達を行う「まめまめ弁当」という取り組みがあります。

週に一度、みんなでお弁当をつくり配食する「まめまめ弁当」

楜澤さん「この二つの違いは事業の成り立ちです。前者は村の助成事業、後者は地域から草の根的に始まった事業です。村からの助成事業では基本的に行われることは食事の提供ですが、配達を通して、人々の暮らしぶりがわかります。後者の活動では、週に一度、みんなで集まってお弁当をつくることでいろんな人がつながって、地域の情報交換をすることができます。村が主導する福祉事業と、地域づくりのボランティア活動は、どちらもそれぞれの必要性と良さがあるんです。」

無理せず続けられたのは、ボランティア活動から生まれる人との交流が暮らしを豊かにしてきたから

コロナ以前は、人口1万人に対して500人以上の人が「青パト」や「まめまめ弁当」のようなボランティア活動に従事していたといいます。この数字は、活動を行う上で、社会福祉協議会に届出が出され、ボランティア保険に加入された人数。団体に登録人口規模の小さい村でありながら、活動が活発であったことが伺えます。

次にお話を伺った三原さんと西山さんも、松川村で長年ボランティア活動に参加してきた方々です。お二人が行っている活動や、地域づくりにおけるボランティア活動の役割について教えていただきました。

社会福祉協議会の登録職員でもある西山さん

西山さん「私はもともと地区の役員として社会福祉協議会に関わるようになりました。そこから、『こんなことやってみないか?』と声をかけられて、デイサービスの朝晩の送迎、地域の畑づくりとあれやこれやとしているうちに10年以上ボランティア活動に参加してきました。どうしてこんなに長くやってこれたかというと……、どうしてでしょうね(笑)。でも、忙しい時でも断らず、自分の時間を割いて続けてきたんだから、無理はしてなかったんだろうなぁ。」

そう語る西山さんに、「楽しかったから続いたんだよ!」と笑いかける三原さんは、地域の高齢者の交流会「ふれあい会」の発起人です。もともと地域にあった縦割りの組織「老人クラブ」で、地域の高齢者と交流をしていた三原さんは、人口減や高齢化により組織の存続が難しくなって「老人クラブ」が解散されると聞き、「みんなに会えず寂しくなるなあ」という声を聞き、「じゃあ自分たちで活動を続けよう」と手を挙げ、仲間を募りました。

三原さん「『ふれあい会』は、代表が誰かとか、そんな上下関係はつくらずに、みんな同じ立場だよっていう趣旨で始まりました。毎月1回、公民館を借りて、お茶とお菓子を用意して、お年寄りたちと集まっておしゃべりをする。鍵を開けてお湯を沸かせばできるんだから、最低誰か一人でもいれば続けていけるじゃんってところからスタートして、もう20年になるの(笑)。月1回でもそういう集まりがあると、参加者がお菓子をつくってきてくれたり、お漬物のつくり方を教えてくれたり、日々にハリが出るんですよ。私たちが面倒をみてあげるというより、かえってお世話になりましたね。」

所属している団体は違えど、ボランティアの活動を通じて面識のあるお二人

「ふれあい会」を始めた当初は50代だった三原さんたち。20年活動を続けるうちに、これまで自分たちがお世話をしてきたお年寄りたちと同世代になりました。現在は、地域の居場所づくりに活動内容をシフトして、いきいきと暮らすための活動を継続しています。

三原さん「ちょっと前までは、自分たちで楽しめばいいじゃんと思っていたんだけど、ここ数年、孫育ても終わっちゃったし、子どもたちとの接点がないという話になって。それで、クリスマスに合わせていつものお茶会を開いて、回覧板で若い子育て世代の参加者を募ってみたんです。そうしたら2組の親子が参加してくださって。違う世代の人たちと交流してみても面白いかなって考えているんですよ。」

コロナ禍で衰退してしまったボランティア活動を活性化させて、地域の人と人のつながりを持続させる

活動の内容も大事ですが、それ以上に、ボランティア活動があることで人が集まり、会話が生まれ、地域の細かいところまで目が行き届くようになることが地域にとって大切だと、長年地域福祉コーディネーターとして働いてきた楜澤さんは語ります。

日本舞踊・フラダンスなど、歌や踊り、楽器演奏などの特技を生かし、福祉施設で披露する芸能ボランティアも

楜澤さん「例えば、ボランティア活動に参加して顔見知りになった人たちがスーパーで買い物をしているときに見かけて挨拶するようになり、仲良くなった、という話を村の住人の方々から聞くんです。そうやって、地域の人と気軽に会話ができるつながりをつくっていくというのは、安心して暮らせる地域づくりの一番のベースだと思うんです。」

しかし、かつては500名以上いたボランティア活動に参加している人たちも、今では半減してしまっているといいます。

三原さん「地域の中でたくさんあった活動が、コロナ禍で一旦全部取りやめになりました。コロナが落ちついても、そのまま途絶えてしまった活動もあって。私たちの『ふれあいサロン』も、以前は30人ぐらい人が集まっていたのに、コロナ後は利用者が減ってしまいました。今は、一度にワッと大人数が集まるようなイベントはなかなかなく、小さい会がいくつもできている状態。それぞれの活動を見てくださって、つなげてくれるコーディネーターさんが村にいてくれればいいなと思いますね。」

熊澤さん「地域で困っている人たちの声というのは、人との関わりあいの中でしか拾うことができないんです。ボランティア活動と、そこから生まれる人と人とのつながりは、地域の小さい声を拾うきっかけになります。このまま活動が衰退してしまうと、地域住民同士のつながりが薄くなり、地域で暮らす人々に目が行き届かなくなってしまう。ですが、現在社会福祉協議会内ではボランティア活動専任の職員を配置する余裕がありません。そこで、外部から地域おこし協力隊の方に入っていただいて、柔軟な活動を行っていただきたいなと。」

熊澤さんたちがそう考えるようになったきっかけには、現役の地域おこし協力隊員である西村さんの影響がありました。

移住・定住促進に取り組むため、2021年に松川村役場に着任した西村さん

地域おこし協力隊に着任した西村さんは「外に向けて村の良さをPRするよりも、村の中の人たちがいきいき暮らしていれば自然と人がやってくるのでは」と考えて、地域課題の解決に取り組み始めました。その気づきを得られたのは、まさに地域のボランティア活動に参加したことがきっかけだったそう。

西村さん「地域で知り合った方に声をかけていただいて、松川村の『こどもカフェ』というボランティア活動に参加させてもらったんです。そこから楜澤さんとも知り合えましたし、僕より上の年代で、バリバリ地域貢献をしているプレーヤーの方々とつながりができました。それに、参加している方がみんな楽しそうなんです。移住者にとっても、地域で頼り頼られる顔見知りが周りに一人でも増えれば、『ここに来てよかったな』と思える地域になるんじゃないかとヒントが得られました。」

一方で楜澤さんも、村の外からの参加者が増えたことによる恩恵があったと言います。

楜澤さん「たまたま西村くんが『こどもカフェ』に参加してくれたことから、私たちの間にも接点ができました。そこから、活動の参加者を増やすにはどうしたらいいだろうと相談をしたら、西村くんの持ってるノウハウでいろいろと情報発信をしてくれて、一気に若い層の参加者が増えたんです。これまでボランティア活動を行う人数を増やすことに苦労していたけれど、実際は活動に興味がある人たちとつながれていなかっただけなんじゃないかと。」

外から来たからこそ気づける地域の課題を見つけ出す

楜澤さんと熊澤さんは西村さんと話し合いを重ね、今回の地域おこし協力隊のミッションを立ち上げました。募集するのは、コミュニティサポーター。衰退してしまったボランティア活動をふたたび盛り上げ、地域の人と人とのつながりを生み出す役割です。

「こどもカフェ」が主催したハロウィンイベントの様子

熊澤さん「福祉分野の知識や経験は、必ずしも必要ではありません。お願いしたいのは、地域の声や、必要としているニーズを汲み取って、地域の中の手助けしてくれる方と結びつけること。団体や活動が衰退してしまった背景には、何かの要因があるはずですから、地域の人にヒアリングを行い、何に困っていたのか、どうしたら人を集めて活動を継続させていけるのかを探っていただきたいです。」

楜澤さん「かつては、高齢者の方が退職後の余暇の時間を使ったり、専業主婦の方が隙間時間を使ったりしてボランティア活動を行ってくれていました。でも、現在は、定年が遅くなったり、共働きの家庭が増えたり、働き方が変わってきた。参加する人が無理せず、でも日々の暮らしが豊かになるような、時代に合わせた活動を考えていく必要もあると思っています。」

求められているのは、地域の課題を見つけ出し、手助けができる人たちとつなげ、その取り組みが自走するようなサポートをすること。既存のそれぞれの団体に目を配りつつ、足りない部分を地域の中でどう補えるか考えたり、「何かをしたい人」と「困っている人」を繋げて、新しい活動や団体の立ち上げたりと、自分が主体となって動くというよりは、人に寄り添って伴走をしていくことが求められます。どんな人が向いているのでしょうか。

楜澤さん「まさしく西村くんのように、地域の方にかわいがられるような方がいいなと思っています。明るくて、人と話すのが好きな人。今回の募集で一番大事なのは、困りごとを聞いて課題を見つけることですから、地域の人たちが気軽に話しかけたくなるような方に来ていただけたらと思います。」

松川村役場で移住希望者の相談にのる西村さん

西村さんは現在、地域課題を解決するための事業として「まごサポ」というサービスを立ち上げています。「まごサポ」は、高齢者の方々の困りごとを、若い子育て世代が手伝いに行くという仕組み。地域おこし協力隊という、行政とも民間企業とも少し違った立場の自分だからこそ、地域の中に、孤立している高齢者の方々と、同じく孤立している子育て世代がいるという課題に気づけたといいます。

まずは地域みんなの「茶飲み友達」になることから

協力隊の任期は3年間。1年目は、社会福祉協議会に通い、楜澤さんについて働くことになります。楜澤さんは、隊員にはまずは地域の人たちの「お茶飲み友達」になるところから始めてほしいといいます。

楜澤さん「いきなりコロナで途絶えた活動を復活させてほしいとは思っていません。とにかく最初は、地域の皆さんとお茶を飲んだりお話したり、今も動いている団体に顔を出して地域のことを知っていただくのが一番です。できる限り、私が一緒に会いにいってつないでいきます。所属するのは社会福祉協議会になりますが、ほかの地域おこし協力隊の方々や、役場の方々とも仲を深めて情報交換をしていってほしいです。」

外を歩けば誰かに声をかけられるという楜澤さん

熊澤さん「まずは自分自身が村のことを知る、そして村のみなさんに隊員の方の存在を知ってもらうことから。その中で地域の課題やニーズを拾っていただきます。そして、2年目ぐらいから新しい活動を立ち上げたり、イベントを企画したり、今ある活動団体の課題解決を行っていただけたらと考えています。そして、3年目からは、ご自身の定住を見据えながら、活動を深めていってほしいです。起業に限らず、社会福祉協議会の職員として受け入れることも考えていますし、福祉の道に進みたいのであれば必要な資格を取るサポートもできます。」

ミッションは違えど、松川村の地域おこし協力隊として活動してきた西村さんは、ご自身の3年間をこう振り返ります。

西村さん「僕が最初に松川村にきた時は、いきなり『人が集まる場をつくるんだ!』と張り切っていたのですが、誰もついてきてくれなかったんです。2年目から、ようやく地域のボランティア活動に参加したり、地域の方々の話を聞いたりするようになって、村にどんな困りごとがあるのかわかり、自分が何をしたらいいのかわかるようになりました。小さい声を聞いて、自分の中で噛み砕いて、地域の中に還元していくことが、今の自分の事業につながってるなと思うので、協力隊の方には、まずは聞くことから始めてほしいと思っています。」

西村さんは、協力隊卒業後も松川村に定住し、新規隊員のサポートを行う予定だ

楜澤さん「話を聞くためには、まずはお互いの顔を知って、挨拶しあう仲になることから。昔からボランティア活動を推進してきた中で思うのは、活動自体によって地域がよくなるのはもちろんですが、活動を通じて日々の中で挨拶ができる、話ができる人が周りに増えることの大切さです。そうしてつながりが増えていくと、災害が起きた時でも『〇〇さん、最近足を痛めたって言ってたけど大丈夫かな?』と、意識が向く。そうしたやさしさから困難な状況に対してもしなやかに対応できる強い地域がつくれるんです。」

自分たちの暮らす地域には、それぞれにいろいろな事情や課題を持った人たちが生活しています。「地域福祉」とは、地域の高齢者や障がいのある方々のケアやサポートをするだけではなく、そこで暮らす一人ひとりが安心して豊かな暮らしを送るために、お互いが協力していくという概念がもとになっています。

「困っていることはありますか?」と聞くだけでは表に出てこない小さな声や課題を、「最近どう?」という何気ない挨拶やおしゃべりの中からキャッチして、解決につなげていく。ボランティア活動という切り口から、小さな声を拾い上げ、誰も取りこぼさない地域を一緒につくってみませんか。

文 風音

募集要項

[ 会社名/屋号 ]

松川村(社会福祉協議会)

[ 募集職種 ]

地域福祉コミュニティサポーター

[ 取り組んでほしい業務 ]

〇福祉を通して“人と人をつなぐ”福祉の地域づくり活動
(主な活動内容)
・地域のニーズをとらえたイベントや講座の企画、運営 ・ボランティア団体や公民館などと連携した企画
・ボランティアコーディネーターの推進
・ホームページ、広報誌やSNSによる情報発信
・社会福祉協議会、ボランティアセンターの運営業務
・その他、社会福祉協議会及び村福祉活動に関する業務 など

[ 雇用形態 ]

地域おこし協力隊

[ 給与 ]

月額192,900円程度 (期末手当2回、昇給制度あり)

[ 勤務地 ]

社会福祉法人 松川村社会福祉協議会(松川村福祉プラザ「ゆうあい館」内)

[ 活動時間 ]

勤務時間:週37.5時間。 ただし、イベント等により時間外に勤務を要する場合があります。 (休日勤務は振替対応)

[ 休日休暇 ]

※土日・祝日 年次有給休暇のほか、特別休暇制度があります。

[ 昇給・賞与・待遇・福利厚生 ]

1.健康保険、厚生年金、雇用保険に加入可能(個人負担有)
2.松川村職員互助会に加入可能(任意・月額会費制)
3.研修費、研修等に係る旅費は予算の範囲内で村が負担
4.週休日や勤務時間外において、隊員活動に差し支えない範囲で副業可能
5.松川村内の住宅に居住する際の家賃は村が負担(月額60,000円以内としま す)。また、入居に要する経費(引越費用、敷金、礼金、家具・家電など の備品などの購入費)については隊員の負担とします。

[ 応募要件・求める人材像 ]

<求める人物像>
・目の前の一人を大切にできる方
・様々な人とつながり、関係性を築くことを大切にできる方
・社会的な活動を理解し、寄り添い、伴走できる方
※必ずしも福祉業界での知識経験は必要ありません。

<必須要件>
1.現在お住いの地域が特別交付税措置に係る地域要件※3を満たして いる方(3大都市圏をはじめとする都市地域等)に居住し、活動開始日までに松川村へ住民票を異動し、協力隊の任期終了後も松川 村に定住する意欲のある方
※3…総務省の地域おこし協力隊「特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご 確認ください。
2.地域おこし協力隊員の意義を理解し、活動に対して意欲と情熱がある方
3.普通自動車運転免許証を取得している方
4.土日祝日の勤務等を含めたシフト制の勤務体制に対応できる方
5.ワード、エクセル、メールやインターネット閲覧など基本的なパソコン操作及びSNSの活用ができる方
6.活動開始日時点、20歳以上60歳以下の方
7.1年以上継続して活動ができる方

[ 選考プロセス ]

1.第1次選考 書類選考を行い、選考結果を応募者全員に文書で通知します。
2.第2次選考 (現地ツアー+面談)
・第1次選考者には、現地体験ツアー(おためし協力隊)に参加していただき、現場の確認やワークショップなどによる体験を行っていただきます。
・合わせて、松川村役場で面接を行います。日時・会場等詳細は、第1次選考結果の通知とともに合格者へお知らせしますので、応募する方はあらかじめご了解願います。
3.結果の報告 第2次選考の受験者全員に文書で通知します。
※応募人数の多少にかかわらず、採用しない場合もあります。

[ その他 ]
よろしければこちらもご覧ください。
松川村移住ポータルサイトHP

※この求人募集は終了いたしました。ご応募をありがとうございました。

この企業・組織での募集が再度行われたときに、お知らせすることができます。
ご希望の方は、こちらから登録してください。