組織概要(エヌイチ道場について)
エヌイチ道場は、高校生が「本当に喜ばせたい誰か(n=1、エヌイチ)」のために解決策を考え、事業化を目指すプログラムです。
誰しも自分の内に秘めた想いを持っており、高校生であっても、今ここから社会を変えていけるはずです。
「社会を変えるのに、大人になるまで待ってる必要なんて、ない」
エヌイチ道場は、高校生たちが本気で考える事業に伴走し、社会を変える人たちを増やします。自らのWHY(なぜ自分がその事業をやるのか)と、エヌイチ(喜ばせたい誰か)を徹底的に考え、仮説検証を行う4ヶ月間の実践型プログラムです。
この事業は、社会を変える取り組みをする実践型起業家教育プログラムとして、令和2年度「高校生起業家教育事業」(塩尻市主催)の一環で始まり、以降、5回にわたって実施してきました。
プログラムの企画運営は一般財団法人塩尻市振興公社が運営する「シビック・イノベーション拠点スナバ」で行っています。
シビック・イノベーション拠点スナバは、「生きたいまちを、ともに創る」をビジョンに掲げ、市民一人ひとりがアクションすれば、やがてイノベーションが生まれ、まちは、みんなが生きたいまちの姿へと変化していくための実践の場となっています。
高校生が自らのエヌイチ(喜ばせたい誰か)を考え、価値創造する一歩に寄り添う
ここで、エヌイチ道場はどういったものか、少し説明ができればと思います。
WHYからはじめよ!
エヌイチ道場のプログラムは、まずなぜ自分はその事業をやりたいのか、なぜそのテーマに向き合っているのか、という投げかけからスタートします。リーダーシップ理論でよく語られるサイモン・シネック氏によると、WHYにつながる自身の原体験は、10代後半にはある程度の人が有しているものだといいます。高校生が自分自身の声に耳をすまし、自らの軸となるものを問い続けることが、事業を持続的に推進する力になります。
エヌイチに着目する
あらゆる事業に共通するのは相手が求める価値を提供すること。「目の前の人を笑顔にする」という価値創造のため、エヌイチ道場では「架空の誰か」ではない「友達や家族」、「具体的にあったことのある〇〇さん」など、特定少数の具体的なニーズを理解し、課題の解像度をあげていくことで、相手に求められる事業をつくるための仮説検証を積み重ねていきます。
高校生が自分で考え、行動することで、地域との関係性が自然に生まれる
高校生は学業をはじめ多忙な毎日を送っています。そのため、自分のクラス地域の大人とつながり、まちで活動する機会を得られる高校生はほんの一握り。「エヌイチ道場」で事業創造に挑戦することは地域の人たちの協力を得ることにつながり、高校生たちが主体性を持ってまちで活動することで、地域との関係が豊かになります。このようなつながりは、高校生たちにとって、第3の居場所のような大切な存在になっていきます。
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なかには、商品化に向けて具体的な一歩を踏み出しているチームも。地域で行われるマルシェイベントに出店したり、プログラム終了後には、地域の企業や大学などとの連携事業の話も出てきているチームもあったりします。エヌイチ道場では、いい意味で高校生たちを高校生扱いせず、挑戦したいという高校生たちがいれば、思う存分チャレンジできるようなサポートをしたいと考えています。(ピッチイベントなどで事業アイディアを発表するところまでにとどまらず、ビジネスモデル化すなわち価値提供までを伴走できればと考えています。)
求む!自らチャレンジしたいと願う高校生が必要な出会いや機会を手にするための伴走者
そんなエヌイチ道場での今回のインターンシップのミッションは
“自らチャレンジしたいと願う高校生が必要な出会いや機会を手にするための伴走”をすること。
インターン期間となる8月〜9月にかけては、エヌイチ道場第6期の募集期間〜選考期間と合致しています。インターンとして入ってくださる方とは、この期間のなかで、以下のようなことを実行できればと考えています。
・「何かやりたいけど、どこから手をつけていいかわかんないんだよな・・」と思っている高校生たちを学校などに出向いて発掘する
・高校生たちが抱える“お困りごと”や“願い”を汲み取った企画を考え実行することで、応募するまでのプロセスに寄り添う
・募集に至った高校生たちをインタビューしながら、これから始まっていくプログラムに向けて前向きな気持ちになってもらう後押しをする
・お困りごとなどを踏まえてプログラムの内容にフィードバックする
もちろん、これ以外にも気がついたことや、やってみたいことなどがあれば自由に動いてもらってもOKです。
高校生たちの変化は、周りにいる私たちエヌイチ道場の運営チームの変化にもつながります。短い期間ではありますが、一緒にチームとして動きながら、自らも変化していきたい人、今、ここから変化を一緒につくっていきたいと思う仲間となる人をお待ちしています。
説明会概要
日時 :7月10日(木)19:00-20:00
個別説明会もOK(日程が合わない方や、個別で聞きたいことのある方など)
場所 :オンライン会議システムZoom(参加用URLは申込者へ後日お送りいたします)
対象 :大学生・大学院生
参加費 :無料
申込方法:下記googleフォームより申込ください。
https://forms.gle/xhTL2oWBcgFG4qBeA
募集要項
[ 会社名/屋号 ]
エヌイチ道場(シビック・イノベーション拠点スナバ)
[ SNS/HP ]
HP: https://n1dojo-shiojiri.studio.site/
Instagram: https://www.instagram.com/n1dojo.shiojiri/
[ プロジェクト名・実施内容 ]
プロジェクト名:エヌイチ道場に参加する高校生発掘・伴走プロジェクト
・1週目:ミーティングやイベントに参加する&インターンでのゴールを設定する
・2-3週目:小さな企画を考えてみる
・4週目:小さな企画を形にしてみる
・5-6週目:高校生たちのインタビュー!それぞれの思いや夢を聞き、プログラムに反映
・6週目:やり残したことをやりきってみる!+振り返りとその先へ
※上記は一例です(時期や内容などは変更する可能性もあります)
[ 対象となる人]
・高校生たちの変化にワクワクする方
・誰かが生き生きしている姿をみると嬉しいと感じる方
・簡単にあきらめない方(よりよいやり方、より良いものをどうつくるかを一緒に探究していける方)
・教え育てる「教育」ではなく、共に育つ「共育」に共感する方
・自分もこの機会を通して変化したい・何かチャレンジするきっかけを手にしたいと感じている方
※ひとつでも「面白そう」と思ったあなた、大歓迎です!
[ 得られる経験]
・高校生だけでなく、様々な人と関わるなかで重要となる「伴走スキル」を身につけられる
・起業家やフリーランスなど多様な人たちが出入りするコミュニティとの接点が持てる
・レポートや発信業務だけでなく、エヌイチ(=顔の見える高校生)に寄り添った企画設計&発信といった攻めの広報について学ぶことができる
[ 活動場所 ]
長野県塩尻市大門八番町1-28 シビック・イノベーション拠点スナバ内
+オンライン(週1でMTGを実施しています)やイベントなどを開催することがあります
・メインでは現地での活動を想定しています
・ミッション内容によって要相談
[ 活動期間・条件 ]
活動期間:令和7年8月~令和7年10月頃
活動頻度:週2~4日程度
活動時間:1日3~5時間程度
交通費:現地訪問の交通費や活動必要経費は企業負担となります
※詳細の開始日程、頻度、活動時間は全て相談の上決定します