※本求人の応募締め切りは5月20日(月)となります。

人口が約460人の売木村(うるぎむら)にあるコワーキングスペース兼シェアハウス「うるぎHalo!(ハロー)-岡田屋-」。移住定住の促進や交流人口の増加を目的に、空き旅館をリノベーションしてできた施設です。

昔の雰囲気を残して改修。もともと村の外から来た人を受け入れる旅館であり、住民にとっても憩いの場だった

運営の中核を担うのは、「一般社団法人木の芽」代表であり、今年度売木村地域プロジェクトマネージャーとなった赤土かよ(しゃくどかよ)さんです。一級建築士の資格を持つ赤土さんは、奈良県の出身。古民家再生プロジェクトの一員として売木村に通いはじめ、地域おこし協力隊への着任をきっかけに売木村に移住しました。

今回の求人は、「うるぎHalo!(ハロー)-岡田屋-(以下、岡田屋)」を拠点に、村に持続的な賑わいや取り組みを生み出すきっかけをつくる人材。地域おこし協力隊の制度を利用して、赤土さんたちと一緒に村の暮らしを楽しみながら、集まってくるヒト・モノ・コトをつなぎ合わせるコーディネーターを募集します。

「持続的な賑わいを生み出し続けるため、仕組みづくりにも力を貸してほしい」と話すのは、村長の清水秀樹(しみずひでき)さん。活気ある村を目指して邁進するお二人にお話を聞きました。

売木村で生まれ育った清水村長(写真右)と、移住者で地域プロジェクトマネージャーの赤土さん(写真左)

村の窓口であり発信基地、「うるぎHalo!(ハロー)-岡田屋-」

売木村(うるぎむら)は、長野県の南端に位置する村のひとつ。愛知県最高峰を誇る茶臼山高原の北麓に位置し、まわりを4つの峠に囲まれた盆地です。人口は長野県内で2番目に少ない500人ほどですが、そのうちの4割が移住者。四季をはっきり感じられる古き良き日本の原風景が残り、ドイツやフランスなど、外国籍の方も気に入って移住してくるほど、美しい自然が魅力です。車で2時間あれば愛知県の名古屋市や豊橋市、静岡県浜松市などにアクセスできる利便性もあり、キャンプ場や温泉など、観光地としても注目されるエリアです。

国道418号(湯めぐり街道)、平谷峠を越えて売木村へ。峠の途中にある展望台からは、南アルプスの絶景が望める

村内にある7つの集落は、それぞれ役場から車で5分ほどの距離。中心地には、保育園や小学校、診療所、道の駅、商店、温泉などが徒歩圏内に集まり、「岡田屋」もその一角に位置しています。元旅館の広さを活かした建物の中には、ワークスペースやオンライン会議ができる個室、会議室など、快適にテレワークができる環境が整っています。2022年6月のオープン以降、さまざまなイベントも企画され、村内外の人や情報が行き交うスポットとして累計1,600人以上が利用してきました。

赤土さん「施設利用の案内やテレワークの受付対応などを基本業務に、村のことを説明したり、実際のフィールドを歩きながら案内したりしています。村にテレワークができる拠点を設けたのは、仕事をしながら少しゆっくり村に滞在することで、写真や文字では表現できないような村の良さを体感してほしかったからです。」

「岡田屋」を訪れるのは、仕事をする場所を求めて来る人だけでなく、売木村に移住を考えている人や、村と関わりたいと思っている人。さまざまな思いで売木村に関わる人の窓口を担っています。すでに村のプロジェクトに関わっている人や、日々の困りごとを何とかしたいと考える村の人も訪れ、お話をされていきます。 

大きな和室をリノベーションしたワーキングスペースの一室。村の住人であるかないかに関係なく、村を楽しむ人が集まってくるのが理想だ

例えば、浜松市から「岡田屋」を訪れた男性は、売木村で、子どもの自然体験ができる場所を探していました。赤土さんは、村の該当する場所をいくつかピックアップし、案内に出かけたといいます。その中のひとつが、村が保有する原生林「アテビ平小鳥の森」でした。

赤土さん「多様な動植物を育む森で、村の人たちも大切にしてきた原生林ですが、最近は整備や保全のための人手が不足しています。村は連携協定を結ぶ浜松市の企業とも話し合いをしていましたが、専門的な知識や経験を持つ人がおらず、具体的な活動ができていなかったのです。」

男性の相談に答えながらそうしたことも話題にあげるうち、訪ねてきた男性には、里山再生の知識や経験があることがわかりました。その後も何度か会って協議を重ね、村と企業に男性を紹介、赤土さんが代表をする一般社団法人木の芽も含めた4者で、2023年4月には「アテビ平小鳥の森環境・生物多様性保全協議会」がスタート。月に一度のガイドウォークを行いながら、清掃をしたり、トイレ改修をしたり、村での活動が始まりました。

写真はガイドウォークのもの。オープンから 1年弱で、こうした活動が実現している様子を受け、赤土さんは、改めて「場」がある意味を実感している

 また「岡田屋」は、売木村を訪れる皆さんの「こんなことがしたい」というアイディアの実現もサポートする場となっている。

村の方の友人で、ネパールで教育支援をしている方と売木村ネパール交流会を開催。ネパールの歌や音楽を聴き、オンラインで現地の先生と交流した
愛知県からの利用者さん主催の流しそうめんのイベント。村の方の協力があって、山から竹を取りに行くところから体験できるイベントを行った
売木村のファンである東京の方が講師となり、村の人が撮った素材で村のPR映像を作ることになった

赤土さんたちが取り組む地域活性化事業のゴールは、村を大切に思ってくれる人を増やし、そうした人が村に関わることで、村の景色や文化を残していくこと。そのためには、村に移住者を1人増やすより、村に関心のある30人が少しずつ村と関わりながら一緒に暮らしを楽しめるような仕組みをつくりたいと考えています。そうした交流人口との接点づくりは、昭和の頃から、売木村が取り組んできた事業でもあります。

村へ人を呼ぶための仕掛けづくりと実行力

売木村では、豊かな自然環境を生かし、40年ほど前から山村留学の受け入れが行われています。これは、都会の子どもが1年間親元を離れて村での生活を体験するプログラムで、都市部との交流を目的に始まりました。

子どもたちは、地域の小学校に通ったり、農家にホームステイをしたり。山村留学をきっかけに一家で村を訪れる家族も多い

現村長の清水さんも、村長に就任する前、さらに交流人口や関係人口という言葉が一般的に使われはじめる前から、「これからは村に関わる人口を増やすことが大切だ」と、考えてきたひとりです。きっかけは、仲間と立ち上げた農業法人での経験。その法人では、米づくりの体験プログラムを行っており、田植えや稲刈り、もみ撒きや草刈り、脱穀など年に7回、売木村に来てもらうための企画を行なっていました。

清水さん「対象にしていたのは、近隣の愛知県や静岡県に住む人たちです。およそ半年間、何度も足を運んでもらううちに、参加者と売木村との心理的な距離が縮まるのを感じました。プログラム終了後も、私たちが県外に米や野菜を販売しにいくときには、多くの人が友人を誘って買い物に来てくれましたし、人手が足りないと売り子を手伝ってくれることもありました。」

人がいなければ村は存続できないし、田畑などの緑豊かな環境も守れない。自らたくさんの人に声をかけ、村に関わる人を増やすと共に、受け入れる土壌を育ててきた

人が人を呼ぶことで生まれるパワーに可能性を感じた清水さんは、村長に就任した2012年以降、交流を起点とした地域活性化施策に重点を置いて村づくりを進めてきました。売木村に人を呼ぶための仕掛けは、大きく2つ。清水村長自らプロデュースして仕掛けるイベントと、就任した年に始まった「走る村うるぎプロジェクト」です。

清水さん「800から1,000mの標高がある売木村は、陸上競技のトレーニングに最適です。その環境を活かすために世界的なランナーを協力隊として採用し、村に本格的な陸上競技場を整備しました。スポーツ合宿の誘致をきっかけに、年間3,000人を超える人が村を訪れています。コンパクトな村なので、通っているうちに顔見知りが増え、子どもの進学や転職のタイミングで移住をしてくる人が多いように思います。」

都内で建築の仕事をしていた赤土さんも、元は関係人口として村に通っていたひとりです。空き家活用のプロジェクトで村に通っているうちに、都会にはない人とのつながりや自然や文化の豊かさに惹かれ、村との関係を深めていきました。 

赤土さん「作業が終わって温泉に行くと、『今日はほたるが飛んでいるから行ってごらん』とか、『来月はお祭りがあるからおすすめだよ』とか、村の人たちが声をかけてくれて、顔見知りが増えていくんです。都内で働いていたら絶対関わらないような子どもや高齢の方とお話しできるのも新鮮で、当時の私にとって癒しの時間でもありました。コロナ禍をきっかけに移住を考えた時も、村での暮らしがすっとイメージできました。」

当初は、古い建物の活用やその場で過ごす人のことを思う建築のおもしろさに興味があったという赤土さん。地域の活性化や移住や定住促進に関心領域が広がったのは、村に関わるようになってからのことです。

地域のハブとなる場から、地域のつながりを生み出す

赤土さん「生まれ育った奈良県は古い街並みが多く残り、自然と建物に興味を持ったように思います。最も身近で、人の幸せを考えてつくられるのが住宅だと感じて、自分もそんな建物がつくりたいと思うようになりました。」

もともと人が好きで、話をするのも好きだという赤土さんは、人の暮らしの場である住宅の設計のおもしろさに惹かれて建築の道へ進んだという

しかし、仕事をしているうちに感じたのは、「人のためにある建物、人がそこにいて居心地が良いことが一番重要である建物は、住宅以外にもたくさんある」ということでした。漠然と、人が集まり、誰かの居場所になるような地域の建物を手がけたいと思うようになった赤土さんは、都内で仕事をしながら自治体が行うイベント等に顔を出し、きっかけを探しました。

赤土さん「売木村とも、『長野県で古民家再生のプロジェクトがある』と誘われて顔を出したのが始まりでした。建築士は建物の設計や工事期間の監理が主な業務なので、建物が完成するまで期間限定で関わることが多いんです。最初から村への移住を検討していたわけではありませんでしたが、みんなで床を剥がしたり、釜戸や囲炉裏を作りながら、地域や様々な人とのつながりができていきました。」

赤土さんが古民家再生で関わっていた「鎌根(かまね)」は、売木村の暮らしやパーマカルチャーの体験拠点。今も緩やかに活動が続いている

建物をただ綺麗にするだけではなく、地域と人を結びながら、みんなの居場所をつくっていくプロジェクト。幅広い年代の人が全国各地から来て村や人とのつながりをつくっていく様子は、赤土さんが建築士として見たかった景色そのものだったといいます。

赤土さん「人が集まる場所では、空間の力を感じることが多々あります。特に『鎌根』は、パーマカルチャーの体験ができる場として、みんなが自然とのつながりを大切にしていました。自分たちにとって居心地の良い場があることで、困りごとにはみんなで知恵を出し合って、人と人がつながっていく。このプロジェクトに関わって初めて、建築で地域を元気にできる可能性が見えたような気がしました。」

そこから徐々に、場づくりやまちづくりなど、建物のなかで起こること以外にも興味が広がり、古民家再生がひと段落したところで、別荘の活用の相談を持ちかけられた赤土さん。「せっかくならば村の空き家全体まで活用を考えてほしい」と、とんとん拍子に話が進み、地域おこし協力隊になることが決まりました。着任に向けて各地の事例を学ぶなか、できあがってきたのが、空き家をコワーキングスペースやシェアハウスに活用した、「うるぎHalo!-岡田屋-」につながる構想でした。

赤土さん「新しいことを始めるときに大切にしているのは、場を通じて村の喜びをつくることです。一番気を配るのは、私たちが描く理想と、地域の人たちの思いがずれていないかの確認。村に住み続けてきた人たちは、村を本当に大切に思っています。『岡田屋』の窓口としての役目は、その人たちの思いに寄り添いながらも、村内、村外という垣根をなくして、新しい風をいれていくことだと思っています。」

目指しているのは、より多くの声を集積し、「『岡田屋』に行けば村の様子がわかる、村とつながるきっかけがある」という状況です。多方面から人が集まり、試行錯誤を繰り返したからこそ新しいアイデアや企画が生まれはじめた今。売木村は、こうした流れを村の未来につながる事業として取り組み、持続的な受け皿をつくっていこうと考えています。

交流人口から関係人口、その先の活動へ踏み込む一助を

今回、新たな地域おこし協力隊を迎えて取り組もうとしている事業は2つあります。ひとつは、岡田屋を村の窓口とし、村を知ってもらうための発信や、つながりを作ってもらうための仕掛けを作っていくこと。チームで協力し、村の人にも関わってもらいながら、村に来るきっかけとなるイベントや継続的に村との関係作りをするためのプログラムの企画運営も重要です。

赤土さん「これまで実施してきた釣ってきた魚を焼くBBQや餅つきなど、みんなで集まって楽しめるイベントを企画したいです。売木村には、野草を摘んで食べる“つみ草”という習慣が残っているので、そうした文化に詳しい高齢の方に来てもらったり、実際に村を参加者と共に歩いたり、村だからこそできるイベントもできたらいいなと考えています。」

自主企画だけでなく、岡田屋を訪れる皆さんの「こんなことがしたい」というアイディアの実現もサポートする

イベントの企画運営には、内容の企画や計画、関わる人とのやり取り、ポスターの制作や告知など、細かな事務作業がたくさんあります。SNSを活用した定期的な発信など、手が足りていない部分は何かを考えながら、積極的に業務を担っていける人を探しています。

赤土さん「コロナ禍で途切れてしまった米づくりの体験プログラムも復活させたい企画のひとつです。短期的に収益が上がる事業ではないこともあるので難しいこともありますが、ノウハウを持つ農業法人などと協力しながら、村への関わりしろを増やしていけたら嬉しいです。」

土間に面して置かれたメッセージボードには訪れる人たちの企画アイディアが張り出されていた。知らぬ間に増えていることもあるそうだ

もうひとつは、新たなチャレンジとして行う、テーマ別の座談会や勉強会の企画です。村の拠り所だった「岡田屋」だからこそ、かしこまらずに気になるテーマを話せる場をつくりたいといいます。

赤土さん「『岡田屋』を運営するようになって、村と都市の間には、お互いに想像もつかないような困りごとや解決法がたくさんあるのを感じています。村には、常に人手が足りないという大きな課題がありますが、だからこそ村外の人を気持ちよく受け入れようという、前向きなエネルギーが働いています。村外の人にとっても、物質的だけではない豊かさ、第二の故郷のような心地よさがあるのではないかと思います。」

今までは岡田屋に持ち込まれる声に対応するばかりでしたが、これからは赤土さんたちからも積極的に働きかけ、より多くの声を集めていきたいと考えています。協力隊が間に入ることで、地域内外の人がつながって新たな活動が生まれたり、また、その活動の運営を岡田屋がサポートしたり。

この場所を拠点に、村を一層面白くする活動が生まれ、続いていく未来を想像しています。

人とのつながりを大切に、週30時間からのコミットが可能

「岡田屋」には、村内外から人やアイディアが集まってきます。求めているのは、人の話を丁寧に聞くことができるコーディネーター。物事を柔軟に捉え、人と人、モノやコトがつながるきっかけを見つけ出せる人を探しています。まずは2週間から3ヶ月ほどのインターン期間を設け、お互いにとってベストな活動方法を模索できるのが、今回の特徴です。

赤土さん「フルタイムの募集ではなく、週につき30時間の契約となっていて、1年更新を予定しています。『岡田屋』のコワーキングスペースが自由に使えるので、協力隊の業務に支障が出ない範囲ならば、副業をしても大丈夫。村人としてシェアハウスに住んでもらいながら、話し合いを重ねて良い関係をつくっていきたいと思います。」

インターンや協力隊の期間中に過ごすシェアハウス。共有のリビングでは、2匹の猫がお出迎え

現場はチームで動くことが多いので、それぞれの得意分野で活躍し、協力し合って事業を進めていきます。多数の意見を束ねたり、ディスカッションの進行ができるようなコーディネーターやファシリテーターなどの経験があれば心強いですが、吸収する意欲があれば未経験でも問題ありません。大切なのは、行政や村の人たち、村内外の民間企業や教育機関など、しかるべき場所に必要な話をつなげること。協力隊の期間中には、「岡田屋」が仲介者的な組織であるという認知の拡大や、組織の体制そのものも一緒に構築していきます。

赤土さん「多種多様な困りごとや課題に触れるので、個人で特定の領域に課題感を持っているよりは、広く、地域や村が存続していくにはどうしたら良いかを考えられる人が合っているかもしれません。もちろんサブテーマとして教育や森林など、何かしら課題の軸を持つのは良いことですが、まずはイベントなどに参加し、交流のなかで生まれてくるものを楽しんでもらえたらいいのかなと思っています。」

人が人を呼び、交流によって村の景色を残しながらも次の時代に向けてアップデートしてきた売木村。テレワーク事業やイベント、勉強会などの企画や開催をきっかけに、人と人とのつなぎ役として活躍する人を待っています。

文 間藤まりの

募集要項

[ 会社名/屋号 ]

売木村

[ 募集職種 ]

・地域活性化コーディネーター(地域おこし協力隊)
関係人口から「地域の一員」になっていく仕組み、住民と関係人口が共に地域運営、地域活性化に取り組める仕組みづくりをチームで行います。事業の立ち上げメンバーの募集です。

1.関係人口の創出に関する業務(窓口運営、PR等)
2.関係人口で地域を活性化する事業に関する業務(運営組織の立ち上げ・企画運営等)
募集人数 2名

[ 取り組んでほしい業務 ]

基本的に複数人のチームで業務を行います。 村の担当課や村の関係者と協力して進めます。

1.関係人口の創出に関する業務 村を知り、村とつながるきっかけを村外の人に提供する。村との多様なかかわり方を提案する。
①うるぎ暮らしの窓口運営業務
②情報発信業務
③イベント等企画・実施
④村暮らしの体験プログラムの企画・実施

2.関係人口で地域を活性化する事業に関する業務 関係人口が村と繋がりを築き、居場所を見つけ、地域の一員として活動できるような仕組みを作っていく
①テーマ別座談会や勉強会の企画、実施
②関係人口と地域住民が共に行う活動の創出支援、運営サポート

〇上記取り組みを継続して行う組織づくりにも関わっていただきます。
〇3年後の暮らし方、村との関わり方、仕事については多様な可能性があります。それぞれが自分らしい生き方を実現できるようチームで協力します。

[ 雇用形態 ]

地域おこし協力隊(業務委託契約)
(1)村との雇用関係はなく、村長が売木村地域おこし協力隊として委嘱します。
※村との雇用関係はないため、健康保険及び年金保険料等は自己負担となります。国民健康保険、国民年金に加入してください。
(2)委嘱期間は委嘱日から当面1年間とします。活動状況や実績を勘案して委嘱期間を更新することができます。(最長3年まで)
(4)なお、地域おこし協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、期間中であってもその職を解くことがあります。
(5)村が委託する業務以外の業を自由に行うことができます。
(副業を行うことが可能です。ただし、委託業務遂行の支障にならない範囲での行動をお願いします。)
※インターンは2週間から最長3か月になります。

[ 報酬 ]

月額200,000円
※インターンは日給 8,800 円

[ 活動地 ]

売木村役場、うるぎHalo!-岡田屋-

[ 活動日数・時間 ]

週30時間程度(応相談) 活動日数や活動時間は、インターン後に事業担当者と作成する年間の活動計画、委託契約に基づいて決定します。

[ 休日休暇 ]

イベント等で土日祝に活動する場合もあります。

[ 昇給・賞与・待遇・福利厚生 ]

・うるぎHalo!-岡田屋-のシェアハウスを住宅として準備しています。家賃は村から補助されます。 活動に要する経費は協議の上、村が支出します。
(例)研修費、出張にかかる旅費等 業務に支障のない範囲で、副業可能です。
・マルチワークを推奨していますので、副業や起業したい方を歓迎します。
・定住に結びつく資格取得等にかかる費用を支給します。(事前相談の上、村が認めた場合、金額の上限有り)
・起業助成金があります。(上限1,000,000円)
※任期2年目から任期終了後1年以内に村内で起業または事業承継に要する費用を助成

[ 応募要件・求める人材像 ]

(1)年齢は 20 歳以上概ね 50 歳まで(応募時点の年齢)
(2)現在、3大都市圏及び都市地域等(過疎地域以外)に居住し(住民票があり)、採用後売木村に住民票を移して居住できる方
(3)普通自動車運転免許証を所持している方
(4)基本的なパソコン操作(Excel、Word、PowerPoint、各種メールのやり取りなど)ができる方
(5)明るく元気で、心身ともに健康で、地域おこしに意欲があり、住民とともに地域活動に積極的に参加できる方 任期終了後も売木村に定住する意思のある方は優先されます。 地域住民との繋がりを大切にし、地域活動に積極的に参加してください。地域活動の参加とは、農道・水路の清掃や道路・河川沿いの草刈りなど地域の共同作業や行事への参加になります。 チームマネージャー等の立場で動ける方は大歓迎です。 本人の意思が優先されますが、組織が育ってきたときに中心となれる人材となっていただきたいです。

<求める人物像>
人と人をつなぐのが好きな方 物事の企画から実施まで責任をもって行える方 チームで協力して仕事ができる方
<本事業にマッチする人物像>
都会とは違う田舎の豊かさを見て聞いて感じて、それを共有(発信)したいと思う方 事業の立ち上げ期に参加したい方 人のつながりをベースとした地域づくりに関心のある方 地方と都市を結びたいと思う方 二拠点生活(二地域居住)に興味のある方

[ 選考プロセス ]

※本求人の応募締め切りは5月20日(月)となります。

(説明会参加)もしくは(オンライン個別相談・随時)

WEBフォームからエントリー

事前面談(リモート、現地)

書類選考

インターン(有償・2週間~)

面接選考

内定

・現地見学等は随時受け付けます。 インターンの参加が難しい場合はご相談ください。

[ その他 ]
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売木村ホームページ
うるぎHalo!-岡田屋-

個別相談も可能です

応募前に質問や確認したいことがある方は個別相談を受け付けます。
◎企業担当者と応募前に事前に説明や相談を行うことができます。

どんな会社なのか、実際の働き方はどうなるかなど、気になる点をざっくばらんにお話ししましょう。

ご興味がある方は以下よりお申し込みください。
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