どんな会社?ー「問い」を起点に、社会を編みなおす編集デザインファーム
「よりよい未来をつくるために、私たちには今、何ができるだろう」
予測困難かつ複雑で一筋縄では解決できない問題があふれている現代。刻一刻と状況が変わりゆくなかで、常に自分たちや世界に問いを投げかけ、社会のために悩み、考え続けようとする会社があります。
「株式会社インクワイア(以下、インクワイア)」は「問う、探究する」をテーマに活動する編集デザインファームです。メディア運営や、クライアント企業への編集、デザインリサーチを元にしたコンサルティングなど、編集とデザインを軸に数々のプロジェクトを手がけています。
インクワイアの事業の中心には、「誰もが探究者である」という思想があり、一人ひとりの内なる衝動や違和感から生まれる「問い」を大切にしています。また、変化の触媒(カタリスト)として、人と人、都市とローカル、テクノロジーと自然など、分断されがちな領域をつなぎ直し、よりよい未来の可能性を広げていくことを目指しています。
▼ 主な事業内容
・メディア運営
社会・地域・自然・テクノロジー・デザインなどをテーマにした自主メディアや他社メディアの企画・編集・運営を行っています。
designing:デザインの可能性を探究するウェブメディア
inquire.jp:「善い経済生態系をつくる」をコンセプトに実践知を紹介するメディア
・ 編集やデザインの哲学・思想に基づくコンサルティング
企業や自治体、地域の事業者とともに、「問いを見つける」ところから始まるプロジェクト設計・事業開発を支援。商品開発やブランド設計、地域資源の活用など、分野は多岐にわたります。
今回の募集について
今回募集するのは、長野県を舞台に進めている複数のプロジェクトに、アシスタントディレクターとして関わっていただくインターンポジションです。
インターンの活動をリードするのは、取締役の山本円郁(やまもと・えんゆう)さん。東京で楽天・リクルートなどに勤務し、ITエンジニアやUXデザイナーとして数々のプロジェクトを手がけた後、2018年に長野県奈良井宿へ移住しました。
現在は、花道家(いけばな)、ゲストハウスの主人、地域の企画者、修験道の山伏というユニークな顔を持ち、自然と人、都市とローカルの間を行き来するような活動を続けています。
アーティストとのコラボレーションや塩尻市の木曽平沢エリアでの漆製品など、自然や伝統を活かした新しい商品開発や、都市部の人と自然をつなげるリトリートプログラムの検討を含む、いくつかのプロジェクトが県内で動き始めています。今回募集するインターンの方には、これらのプロジェクトの種を一緒に考え、実行するためのアシスタントとして動いていただくことを想定しています。
具体的な業務内容(予定)
・企画アシスタント
例:木曽平沢の漆製品開発では、市場調査、類似事例のリサーチ、ターゲット層のニーズ分析などを行い、新しい製品コンセプト立案に関わります。
・進行管理・記録・運営サポート
例:リトリートプログラムの検討では、企画・進行のサポート(日程調整・議事録作成等)、参加者アンケートの集計、情報収集など、企画実行を下支えします。
・関係者とのコミュニケーション支援
例:地域の漆職人さんをはじめとするさまざまな関係者との打ち合わせに同席し、情報共有や調整の橋渡し役を担います。
※担当するプロジェクトや業務内容は面談を通じて相談のうえ決定します。
説明会概要
日時 :7月10日(木)19:00-20:00
個別説明会もOK(日程が合わない方や、個別で聞きたいことのある方など)
場所 :オンライン会議システムZoom(参加用URLは申込者へ後日お送りいたします)
対象 :大学生・大学院生
参加費 :無料
申込方法:下記googleフォームより申込ください。
https://forms.gle/xhTL2oWBcgFG4qBeA
募集要項
[ 会社名/屋号 ]
株式会社インクワイア
[ 応募条件]
・普通自動車運転免許(現地移動のため)
・週1〜3日の活動が可能な方(学業との両立を前提に調整可能)
[ こんな方を歓迎します]
・人の話を丁寧に聞ける方
・自然や土地との関わりに関心がある方
・本を読む、深く考える、物事を観察するのが好きな方
・新しいことに柔軟に関わりながら、じっくり探究する姿勢を持っている方
・その土地の文化に敬意を持ち、守りたいと思う方
[ 得られる経験]
・編集やデザインの視点で、実践的なプロジェクトを動かす経験
・地域の自然・文化資源を活かす企画に実際に関わる経験
・「問いを立てる」「観察する」「記録する」「伝える」といった編集的思考の実践
・ローカルと都市、テクノロジーと自然をつなぐプロジェクトに関わる越境的な 経験
[ 活動場所]
長野県(伊那・塩尻・松本周辺)
*一部業務はオンラインでも可能(プロジェクト内容により調整)
[ 活動期間・条件 ]
活動期間:令和7年8月~令和7年10月頃
活動頻度:週1~3日程度
活動時間:1日3~5時間程度
交通費:現地訪問の交通費や活動必要経費は企業負担となります
※詳細の開始日程、頻度、活動時間は全て相談の上決定します
[ 最後に〜「考えること」が仕事になる未来へ〜]
インクワイアが大切にしているのは、安易に答えを出さず、「問い」を持ち続ける姿勢です。問いから始まり、探究を重ね、編集やデザインを通して、人や社会がよりよい方向へ動き出すきっかけをつくろうとしています。
今回、悩むことを楽しみながら、その悩みを原動力に、社会や地域と真摯に向き合える人を募集します。
そんなみなさんと一緒に、考え、悩み、歩きながら、新しい未来をつくっていけることを楽しみにしています。