ながの人事室では、長野県内の地域おこし協力隊募集を支援しています。「地域おこし協力隊」は総務省の制度で令和4年度は全国で6,447名の隊員が活動しています。中でも長野県は全国で2番目に多い379名の隊員が活躍中です(令和5年度4月1日時点)。地域ブランドや地場産品のPR、農林水産業支援、地域活性化事業等、全国で様々なミッションに隊員が取り組んでいます。

本特集では、地域特有のストーリーや協力隊募集にかける各団体の思い、隊員に目指してほしい姿などを丁寧にインタビューし、まさに地域と「出会う」募集記事を掲載しています。ぜひ、各地域の募集ストーリーをご覧ください。

①南箕輪村
農業を軸にコミュニティを活性化させ、豊かな景色を未来につなぐ

募集職種:農村コミュニティビルダー

南箕輪村の豊かな田園風景を守り、コミュニティを活性化していくため、農業を核にともに地域を活性化していく人材を求めています。住民や農業者、現役協力隊やOB等とコミュニティを構築し、地産地消事業や販路構築事業に繋げていきます。そのほかにも、地産地消事業の推進や農産物の新たな販路を検討していきます。まずは地域に飛び込み、農家、行政、プレイヤーなどをつなぐ中で、協力隊の任期の3年間を準備期間として、生業をつくるための時間や協力体制、仲間も揃う南箕輪村でのチャレンジです。

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②豊丘村
観光地ではない村で、「農業×観光」で忘れられない体験をつくる

募集職種:ツアーガイド・農業体験企画運営

観光地でない村が、観光を切り口に地域の基幹産業である農業の魅力発信を目指すためのツアーや体験企画の運営を行います。そのために必要なのは、スキルや経験だけではありません。みんなが通り過ぎてしまうような道に入り込み、まだ知られていない景色を見つけることにわくわくするか。休日に仕事で知り合った農家さんの畑を手伝うことや、外を歩けば「〇〇さん!」と声をかけられるような、密な関係性の中で暮らすことをうれしいことだと思えるか。一つの野菜が、自分の口に入るまで、どれだけの時間と苦労がかけられているかに思いを馳せることができるか。そんな感性や、探究心のある人が求められています。

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③飯綱町/株式会社カンマッセいいづな
まちの声を、つなげてかきまぜる。「好き」をエネルギーにした働き方で、まちは豊かになる

募集職種:
1.創業支援に関する業務(コミュニティマネージャー等)
2.しごとの創出に関する業務(テレワーク組織の構築・運営・管理、『アプリテスト業務』の品質管理エンジニア等)

飯綱町で廃校となった小学校を改修した複合施設「いいづなコネクトEAST」、「いいづなコネクトWEST」の運営を中心に、飯綱町で様々なまちづくりを展開する「株式会社カンマッセいいづな(以下、カンマッセいいづな)」の募集。「カンマッセ」とは、長野県北信の方言「かんます=かきまぜる」という意味で、地域のいろんなものをかきまぜて新しい文化をつくっていくという想いが込められています。自分の好きなこと、自分にできることを、まちの人と分かち合っていく。まちの人の声を聞いて、つなげて、かきまぜる。「好き」、「楽しい」をエネルギーに生まれる変化は、これからの飯綱町をきっと豊かにしていく求人です。

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関連情報

総務省地域おこし協力隊ページ

長野県地域おこし協力隊ひろば